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withマスク時代に必須な〝アイブロウメニュー〟
マスク着用が当たり前になってもう１年が経ちました（早いですね・・・）。
顔の半分以上が隠れている今、おしゃれを楽しめるのは目と眉毛。
特に眉毛は顔の印象にも大きく関わるため、アイブロウメニューの需要は高まっています。
今回は、代官山でアイブロウサロンを展開するEn’e 代表 三上雅代さんに取材をした内容をご紹介します。
「美眉」メニューの流れ
■カウンセリング
新規の場合は、詳細なカウンセリング表に記入をし、それをもとにデザインの方向性などをかためていく。
実際のカウンセリングの様子を見てみよう。
アーチになっているとかわいらしい印象が強くなるのですが、ぴしっと平行よりは女性らしさも残したほうが良いと思うので、アーチを活かしつつ左右を整えていきましょうか！
iPadで写真を撮影し、お客に見せながらペンで書き入れていく。
左右対称になっているか、目との間隔、前髪とのバランスなど、イメージが可視化された状態で施術に入れるのでお客も安心して任せられる。
■コンシーラーで形をつくっていく
不要な部分をコンシーラーとアイブロウペンで必要な部分に足し、不要な部分をつぶしながら形を決めていく。
お客にも手鏡で見てもらいながら形をつくっていき、微調整を図る。
アーチが強いとかわいらしい印象に、平行ぎみにすると大人っぽい印象に。
■WAX脱毛
先ほどコンシーラーで消した部分をWAXで取り除いていく。
眉毛は、１本残すか残さないかで大きく変わって見えるので、最終調整はピンセットで行う。
■できあがり
最後は、メイクアドバイスをしながらアイブロウメイクを施し、終了。
左右が非対称で眉尻が下がっていたBeforeから、
地眉のアーチを活かした形で左右対称に、また眉山の位置をずらしてやや平行の形をつくり、大人っぽい印象に仕上がった。
アイブロウメニューの可能性
コロナ後にサロンオープンしたEn’eだが、マスク需要の高まりと合わせて顧客も増え、アイブロウの需要をひしひしと感じている三上さん。より深く、お話しを聞いてみました。
――アイブロウメニューの需要について、三上さんはどのように感じていますか？
三上：はじめは「眉毛だけでお客さまが来てくれるかな」と心配な部分もありましたが、コロナ禍・マスクという制約がむしろアイブロウメニューに追い風になっているなと感じます。多いときには１カ月で90名の新規のお客さまにお越しいただきました。私の他に１名スタッフがいるのですが、その子には中学生のお客さまもいらっしゃるんですよ。
――中学生！そんな時期から眉毛をケアしているんですね。
三上：インスタグラムを見てきてくださったり、ご紹介も多いですね。マスクをするようになったとたん、眉毛が気になるようになったという方がとても多いんです。
――確かに、出ているパーツが限られますもんね。実際に、編集部スタッフの眉毛もかなり変わりましたね（笑）
三上：はい！ 私たちの技術は「整顔眉学」という眉デザインの理論に基づいているので、眉毛だけで顔の印象を変えることができる、という考え方が根底にあります。実際に、施術を受けられた方が表情まで変わって帰っていかれる姿も何度か見ていて、アイブロウメニューをやっていてよかったなと思います。
――美容室でも取り入れられそうでしょうか。
三上：とても相性が良いと思います。眉毛って本当に印象アイラッシュと同じような感覚で、かつ今の時代にフィットしたメニューだと思います。
――ありがとうございます！私も施術しに行きたいと思います！（笑）
三上：お待ちしております～！
＊編集後記
眉毛って自分だと以外に左右対称にするのが難しいですよね。特に聞き手と逆側の眉毛を描くのがとても難しい。
私自身も左右非対称だったのですが、取材後に改めて施術を受けに行き、三上さんに書きやすくなるような「ガイド」をつくっていただきました。おすすめのパウダーも紹介していただけたので、その日のうちに購入。眉毛って本当に奥深いです。
三上雅代［En’e daikanyama（エン ダイカンヤマ）／東京］
みかみまさよ／1989年4月2日、青森県生まれ。弘前ヘアアーチスト専門学校卒業後、都内の美容室２店舗に勤務。フリーランス美容師として働きながらアイブロウの理論をジャパンプロアーティストスクールで学び、2020年7月にEn’eをオープン。
AUTHOR /かが
