長良川で幸せになろうよ
美容共同組合dupa(片桐正明実行委員長/大橋一生創立会長)は1月23日、岐阜県岐阜市の都ホテル岐阜長良川で「dupa2023新春全国定例会」を行った。
dupaは美容室経営者たちが経営の情報共有や技術交流を通じて切磋琢磨する美容室団体。全国定例会は年間の成績発表の場を兼ねて、昨年度の営業成績優秀サロン、優秀スタイリストの発表を行い、合わせてサロンプレゼンテーションも実施する。
3年ぶりのリアル開催となった今回は人数を制限し、内容も一部刷新。サロンプレゼンテーションは、2022年の生産性ベスト3サロンが行なった。
冒頭のあいさつで片桐代表は「dupa加盟サロンはスタッフ数が7人以下の店が半数以上ある。小中規模サロンの場合は、生産性やタイムパフォーマンス(人時生産性)が鍵になると思う。引き続き『中小サロンの活性化』を掲げて結果を共有していきたい」と語った。
また、ゲストスピーカーは驚異の生産性・店販購買比率を誇るのりこ美容室(京都市)の前田秀雄さんが登壇。
「やり方よりもあり方そのものが問われている。自分がやってきたことの根っこはずっと何も変わっていない。周りや情報に惑わされず、美容師としてブレずに学び続けることが大切」と説いた。
定例会の後、懇親会も開催。最後は大橋創立会長が音頭を取り長渕剛氏の名曲「幸せになろうよ」で大団円を迎えた。
なお、2022年のランキング上位は以下の通り。
●サロン生産性
1位/ALTI OASIS店(北海道)
2位/ヘアリゾートVIVO(神奈川県)
3位/amur(神奈川県)
●個人年間売上
1位/辻野真美(EASTHAM/岐阜県) 57,497,547円
2位/柳橋ハル(EASTHAM/岐阜県) 55,103,535円
3位/西永亜希子(NONORIRI/富山県) 41,078,787円