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SPCスピコン 稲富さんがV

理美容ボランタリーチェーン・SPC GLOBAL(横田剛一 第31代理事長)では、一般社団法人 日本資質表現教育協会(岸上こうじ会長)が主催するスピーチコンテストを11月14日、神奈川県横浜市の新横浜プリンスホテルにて行った。合わせて、当日はSPC GLOBAL FORUM 2022 autumnも開催した。

同コンテストは今年で10回目。

SPC GLOBAL創設理事長である故 横山義幸氏による「理美容師は技術の研さんのみならず、文武の二道であるべき」との思いから、同会では長年にわたり弁論大会を実施。それが発展し、資質表現教育・教育長である田口ヤス子の協力を受けスピーチコンテストも継続してきた。

同大会は、日ごろ考えていることや目標を論理的に文章化すると思考が整理でき主体的な行動へ導かれることから、その決意を応援するのが趣旨。出場者は自身の主張を「声、表情、身体」で自由に表現し、総合的に自分をプロデュースし考察する機会とする。テーマに基づき、命への畏敬と尊厳の様相をプレゼンテーションする。
加えて、発表者の表現により聴衆に感動と考察の深化を促すことを期待し、社会全体の意識向上に寄与する目的もある。

競技は2部門。
一般部門=経営者以外の人もエントリー可
経営者部門=経営者、社会のリーダー的立場、またはそれを目指す人

両部門合わせて、今年は昨年の約3倍となる392名がエントリーした(一般=22名、経営者=370名)。
一般部門はスピーチ動画による1次審査で厳選された中から順位を決定し、スピーチコンテスト当日は最優秀賞者のみ発表。
経営者部門はスピーチ原稿とスピーチ動画による1次審査を行い、2次選考で3名を選出。スピーチコンテスト当日は決勝戦として3名が競った。

結果は以下のとおり。

【一般部門】
テーマ:わが社に必要とされるリーダー~私の行く道~

●最優秀賞
波田ゆかり(美容室TIARA/北海道)

個性の発揮を多様性につなげたスピーチで一般部門・最優秀賞を受賞した波田さん

 

【経営者部門】
テーマ:レボリューション、そして本質への挑戦

●最優秀賞(横山義幸賞、SPC通商社長賞も同時受賞)
稲富佳明(山口県 美容室経営者)

 

人生の光と影のはざまにある自分に気づいて以来、自身を向上させてきた強い思いをスピーチした稲富さん

 

●優秀賞
遠藤優一(東京都 美容室経営者)

「紆余曲折あり、経営のための経営を止めた。面倒を見るとは愛でること」と人生観をスピーチした遠藤さん

 

●奨励賞(SPC商事社長賞も同時受賞)
松坂芳幸(長野県 美容室経営者)

 

若き経営者だった時分に体験したスタッフの不幸を、現在の教訓につなげた松坂さん

 

審査員は以下のとおり。
<来賓>
・下村博文(衆議院議員)
・村橋哲矢(東京都美容生活衛生同業組合 専務理事)
・塚原大助(俳優)
・雨宮慎一(ビューティビジネスグループ代表)
・中尾信一(㈱髪書房 専務取締役)
<理事>
・田口ヤス子(同協会副会長・教育長)
・角杉美恵子(有明教育芸術短期大学 教授)
・金生郁子(金生塾主宰、人間関係教育研究所主席研究員)
・栗原良子(湘南医療大学 専任教員)
・横田剛一(SPC GLOBAL 第31代理事長)

 

下村博文 衆議院議員

 

また、同コンテストはSPC GLOBAL FORUM 2022 autumn内にて実施。
同フォーラムには全国から約500名が参加。

冒頭、横田理事長は「理美容室は厚生労働省の管轄だが、理美容業界は教育産業であるという認識のもとスピーチコンテストを開催している」と同コンテストの開催意義を説明。また、「コロナ禍の理事長でコロナ理事長と言われているが、怖いのはコロナではない。困難にあたり人の心がすさむこと。有事こそ、SPC GLOBALの仲間と共に団結して時代と向き合いたい」と挨拶した。

なお、前日に行われた理事長選挙で来春から高橋潔氏(現 専務理事)が第32代理事長に就任することも発表された。

 

横田剛一 第31代理事長

髙橋潔 第32代理事長(予定者)

 

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