美容学校3名の識者が討論会
美容メーカー、ジャーナルで結成する美容の価値を考える会(阿部恒之理事長 東北大学大学院教授)は12月14日、理美容専門学校の理事長・校長を招き、オンラインによるシンポジウムを開催した。
テーマは以下の2つ。
①免許制度および試験制度の現状と将来
②美容学校における教育とサロンでの新たなプロの育て方
パネリストを務めたのはル・トーア東亜美容専門学校理事長・藤井静児氏、旭美容専門学校理事長・長谷川雅敏氏、国際理容美容専門学校校長・工藤佑輝氏の3名。以下のテーマについてディスカッションが行われ、各校による教育方針や学校運営などが示された。
【ディスカッションの議題】
・美容師の国家試験における実地試験は必要か
・理美容専門学校を取り巻く問題
・現在の美容学生が抱く将来についての価値観、美容に対する夢について
・少子化についての取り組み
・学校がすすめたいと思う就職先と就職指導
・美容室が求めている現場での即戦力について
・就職後の早期離職について学校側から見た問題
・美容師の職域の広がりについて
・日本の美容師免許を取得しても美容室で就労できない外国人のあり方
・免許取得前の実務は許可されていないが簡単なサポート(シャンプー、ヘアカラー)などのアルバイトはどうか
・管理美容師制度は必要か
・学校が抱えている問題、課題
・美容業界をよりよくしていくために
次回のシンポジウムは2022年5月17日に開催予定。
テーマの詳細および過去のシンポジウム、入会希望については以下のホームページを参照。