経営の本質回帰へ、JBCA
NPO法人日本ビューティ・コーディネーター協会(中野訓延理事長/以下JBCA)は、2月18日に2021年第1回全体総会をオンラインで開催した。
冒頭の挨拶で中野理事長は、今年の年度方針を「経営の本質、あるべき姿に向き合う年」と発表。温故知新という言葉を使い、今までJBCAが大切にしてきたことを再確認し、コロナ禍での新たな経営課題に向き合っていく1年にすると語った。
その後、事務局の進行により各担当者から今年度方針の詳細が発表された。
1)全国大会の代替イベントについて
今年10~11月に開催予定。グランプリを競う形式ではなく、BC(ビューティ・コーディネーター)の未来像を見せるような内容に変更予定。
2)サロンマネジメントアカデミーの内容説明
昨年11月に行われたサロンマネジメントアカデミーの内容と意義について。
3)サロンマネジメント検定の開始
今年6月に行われるサロンマネジメント検定の結果はスコア表示。事前に受験対策に向けたオンライン講座を開催する。また、BC検定3級をビューティビジネス全体を対象にしたものにリニューアル予定。
4)オンラインセミナーの定期開催
毎月第2火曜日の19時~、さまざまなゲストが参加するオンラインセミナーを開催。
5)動画サービス「soeasy」との連携
動画コンテンツを見やすく章立てし、過去のセミナーアーカイブなどもアーカイブできる動画サービス「soeasy」との連携を開始。
中野理事長は、新しくスタートするサロンマネジメント検定は、美容室の店長や幹部だけではなく、一定数のスタッフをまとめる立場にある美容師にも受験してもらいたいと締めくくった。
最後に行われた事務局からの報告事項は以下の通り。
・個人会員の募集について。月500円(年間6000円)を予定。
・会員状況。サロン74社(862店舗)、ディーラー22社、メーカー19社、認定教育機関42校
・サロンマネジメント受験対策オンライン講座、検定試験(前期・後期)の開催日程
・今年度の全体総会の日程