話術じゃない、魂の叫びを
一般社団法人日本資質表現教育協会(岸上こうじ会長)では、11月16日に新横浜プリンスホテル(神奈川県横浜市)にて「2020スピーチコンテスト」を開催した。
今回で8回目を数える同コンテストは、成人教育や生涯学習の一環としてその主張を「声・表情・身体」で自由に表現し自身を考察する機会づくりと、聴衆に感動と考察の深化を促すことを期待し行っている。
今年は約100名が参加し、スピーチ原稿とスピーチ動画による一次審査を経て決勝ステージには3名が登壇した。
スピーチのテーマは
①レボリューション、そして本質への挑戦
②わが社に必要とされるリーダー~私の行く道~
のどちらかを選択して発表する。
同協会によると本コンテスト参加の意義は
「自分づくりのきっかけになる他、文武両道を志向することで理美容師としての幅が広がる。また、サロン単位で参加するとオーナーとスタッフの共通言語が生まれスタッフ定着率が高まる」
とのこと。
審査員は田口ヤス子・同協会副会長をはじめ、
大谷晃・NPO法人日本ホテルレストラン経営研究所代表理事、角杉美恵子・帝京大学准教授、金生郁子・金生塾主宰、村橋哲矢・東京都美容生活衛生同業組合専務理事、沢田圭司・SPC GLOBAL第30代理事長に
美容ジャーナル2社が加わり計8名が担った。
結果は以下のとおり。
最優秀賞に輝いた佐藤直人さんは上記①をテーマに
「社会保険未加入によりスタッフの親から叱責された経験を契機とした、達成感を味わわせる教育」を熱弁し、栄冠に輝いた。
●最優秀賞、SPC通商社長賞、横山義幸賞/佐藤直人(㈲ヘアーファッションサトウ代表・栃木県)
●優秀賞、SPC商事社長賞/伊藤光一(Harmonie Hair代表・愛知県)
●奨励賞/吉市大輔(tent hair・高知県)
最優秀賞に輝いた佐藤さん(左)。右は岸上会長