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【メンズ客からの質問に答えます/第6回】DAISUKE MAGNOLiA(マグノリア)
Q.いつも千円カットです。男性が美容室に行くのは敷居が高く感じます……
特に入口と受付へ行くときが緊張しますよね!
ただ美容室側としては男性のお客さまもたくさん来ているし
何も心配せずに来てほしいです。
緊張するのと同じく、楽しみにしている気持ちもあると思います。
慣れれば、美容室は良いスイッチの切り替え場所になるので
まずは来てみてください!
Q.パーマをかけてみたいのですが、髪の長さはどのくらいあればかけられますか?
なので長さは2〜3cmあれば可能ですが、サロンによってはそこまで細く巻けるロッドが用意されていないかもしれません。
またそれがデザインとして成立するかは別です。
まずはどんなデザインにしたいか、それにはどのくらいの長さがあるとできるかを担当の美容師と相談してみてくださいね!
Q.髪型のオーダーをどうすればいいかわかりません
髪型について襟足をスッキリしたいとか、前髪の長さをどうしたいとか伝えるのも大事ですが、こうはなりたくないというのも伝えていいと思います。
また、「髪型はこうあるべきもの!」という固定観念があると、せっかく美容室に来たのに、美容師との化学反応が起きなくなるのでもったいない。ある程度は信頼しておまかせしてもいいかなと。
男性の場合は職業上での髪型の決まりが多い人も多いですよね。
仕事に縛りがなければ、たとえばお客さまの好きな音楽を聞いて、そこからパーマのデザインを提案することもあります。
ロックが大好きだったら、くしゃっとスタイリングしたドライなパーマを提案しますが、仕事でスーツを着る人がドライな質感だと汚く見えます。スタイリングにも影響するので、念入りにカウンセリングで確認しますね。
ちなみに2回め以降のカウンセリングはどうしているんですか?
Q.部分的にハゲていますが美容室に行っても大丈夫ですか? ハゲに良い髪型はありますか?
大丈夫! 隠すだけじゃなくて、オシャレにも仕上がりますし、やはりパーマがおすすめです。パーマをかけると毛流れやボリュームをコントロールできるので隠しつつ、オシャレなデザイン性をつくれます。
よく、パーマの薬剤は頭皮に影響ないかと質問されますが、パーマで髪が抜ける心配はありません。安心しておまかせいただければと思います。
Q.会話するのが苦手なので余計な話はしたくないです
最初に「緊張して、話すのは苦手」と伝えていいと思います。美容師だったらそれ以上、余計な詮索はしないと思うので、はっきりと伝えて問題ないことです。
それすら言いづらいという場合は、本を持参して読むのもありです。
ぼくのお客さまには、カット中ずっと静かに目をつぶっていらっしゃる方もいるので、会話は必要最低限になります。
美容師が会話をする理由は、お客さまから聞き出したことをヘアデザインにつなげたいということだから、方向性が決まれば無言で大丈夫です。
Q.汗っかきです、緊張でさらに汗をかきそうですが大丈夫でしょうか?
Q.男性がヘッドスパをしても大丈夫ですか?
Q.時間がかかるのが嫌なのですが、カットでどのくらいの時間がかかりますか?
どうしても急いでいる場合は、スタイリング剤をつけずに来店して、カットし、シャンプーなしでお帰りになれば30分で出れそうですが……。
せっかく美容室に来るんだから、癒やされてほしいので1時間は見ていただけるとうれしいですね。
Q.不器用すぎてスタイリングが上手にできません、どうしたらいいですか?
僕は、仕上げのときにお客さまにわかりやすくレクチャーしています。なので、担当の美容師に難しいところを聞いて教えてもらうといいと思います。
どうしてもスタイリングが苦手な人はパーマをかけると毎日楽ちんになりますよ!
僕の場合、パーマのデザインを変えても、基本的に同じ乾かし方でスタイリングできるようにしています。なので、お客さまは一度乾かし方を覚えれば、髪型を変えても同じままだからやりやすいようです。
DAISUKE(だいすけ)
1985年生まれ。神奈川県出身。山野美容専門学校卒業後、都内1店舗を経て、2008年MAGNOLiAのオープニングスタッフとして参加。現在、青山店代表を務める。
AUTHOR /マキピピ
わたしにとって髪は自分の表現、スタイル、ファッション。世界中の人が自分の好きな髪で過ごせますように。