ボブログ
コロナ禍こそ、“物言わぬ”看板POPで差をつけるべし！
コロナ対策の観点から、サロンの店内ではできる限り非接触での接客が求められている昨今、POPの必要性が今、改めて注目されています。
また、デジタル集客時代こそ「手書きPOP」は目を引く、埋もれないツールであることは間違いなく、
サロンの店頭に置く「手書き看板」を見直している美容室も多いのではないでしょうか？
そこで「女性目線の売れる＆魅せる店作り」をテーマに、さまざまな業界で店舗商品ディスプレイ、POPアドバイスを行っているエルベプランナーズ 代表 矢吹ちおりさんに、目を引く店頭の看板POPについて聞いてみました。
店頭の看板POPのアイキャチ率を上げるポイントとは？
パソコン文字（デジタル）に一言だけでも手書き（アナログ）を組み合わせるだけでも目を引きます。
例：ポスターに一言「期間限定」「ナチュラル派のあなたに！」を手書きPOPで加える
文字だけよりもビジュアルがあるとアイキャッチ率が上がります。
メニューをオススメする美容師さんの写真を入れるのもオススメです。
「なんだろう？」と思わず手に取ってしまう、moloco.（東京・神保町）スタッフ手づくりの「サロン周辺オススメSHOP Map」付き看板
正直、お客さまは看板をじっくりとは読んでいません！
「パッと見」でいかに目を引いて、立ち止まってもらうか？ という視点が必要になります。
歩き客の目線でパッと見で読めるか？ 自転車客の目線でパッと見で読めるか？
自店の前を歩き客と自転車客ではどちらが多く通るかなどのリサーチも必要になります。
また、あれもこれもではなく、情報量は限定して「一点集中型」で訴求した方が見てもらいやすいですね。
極端に何か気になる「一言」だけ書くことで、情報は少なくても、かえって印象に残ることもあります。
一点集中型で伝わりやすいコーヒー専門店の看板POP
４）季節感を出す
イラストや造花を飾るなど、季節感のある演出を行うのも効果的。
⇨シズル感のある文章の書き方は一番下で紹介！
季節感で注目度UP！ パン屋さんの看板POP
５）「お悩み解説型」のPOPにする
その時期（季節）のお客さまのお悩みを解決する内容を打ち出すことで、これまでアナウンスした商材であっても情報鮮度を維持できます。
いつ行っても情報が更新されていないことは最も避けたいため、季節で変わるお悩みを打ち出していくと良いと思います。
POPを変更するときに写真を撮っておき、ストックしておいて内容やデザインのパターンを増やしていくのがオススメです。
道行く人が思わず足を止めてしまいそうな薬局のお悩み解決型POP
以前、月刊BOBに掲載した矢吹先生監修「店販POPの書き方」にも看板POPのヒントあり！
同じ考え方が店頭看板でも使えるので、商品POPの効果的な書き方も知っておきましょう。
アイキャッチ力の高いPOPとは？
・手書きの方が目に留まる
・商品名よりもキャッチを目立たせる
・大事にキーワードは埋もれさせない
・商品や商品をオススメする美容師の写真はどんどん入れる
・きれいな四角ではなく、あえてガタガタさせる
・価格は大きく書く
・情報は入れすぎない
・パウチした方が目に留まる
手書きの方が目に留まるのは看板も店販POPも同じですね。
矢吹先生のPOP美文字ポイントは４つ！
シズル感のある文章の書き方とは？
・感想や体験談を入れる
・五感に訴えるオノマトペを使う
・お客が感じている悩みや願望を言葉にする
・限定感を入れる（期間・エリア）
・数字データを入れる
・「No.1」や「ベスト３」など売れ線アピール
・「ありがとう」「おつかれさま」などのPOPでギフト需要を狙う
・高価格でも値段に理由があることを導く
お客さまの反応が良かった看板やおもしろ看板を髪書房 公式LINEに是非送ってください！
ボブログで紹介させていただきます。
エルベプランナーズ 代表 矢吹ちおり
「女性目線の売れる＆魅せる店づくり」をテーマに、商品ディスプレイ、筆ペンPOP、簡単ラッピングを組み合わせて、スタッフが楽しんで取り組める販促アドバイス活動を展開。エルベプランナーズのYoutubeチャンネルでは、筆ペンPOPの書き方を動画で配信中
AUTHOR /yahagi
