ボブログ
不定期連載★韓国発トレンドリレーLAWOO HAIRのジョン・ウォンさんのパーマスタイル
2020年もあと6日。あっという間に今年も終わりますね。
今年の美容業界はフェイスフレーミング、プリカールなど、特に韓国トレンドに大きく影響を受けた1年でした。
そんな現地のリアルな情報をお伝えする不定期連載は今回で2回目。
今回は韓国光州市・LAWOO HAIRのジョン・ウォンさんが提案するトレンドスタイルをお届けします。
LAWOO HAIRのある光州市ってどんなところ?
ソウル市からは役300kmほど離れた都市で人口は147万人ほど。観光産業の発達が進んでいるが、サムスン電子の工場などの第二次産業の振興にも努めている。
「どのお店に行ってもおいしい」と言われるほど食文化に熱い情熱を持つ光州市だが、美容に対しても食と同じくらいの熱量を持っているそう。キャリアの長い美容師さんが多いのも特徴。
LAWOO HAIRはどんなサロン?
高いカット技術を持ち、トレンド感もありながら自然体なヘアの提案を得意とするLAWOO HAIR。技術講習も頻繁に行われており、ジョンさんが講師を務めることも多い。
この投稿をInstagramで見る
ジョンさんはどんなスタイリスト?
マニッシュなスタイルが素敵な女性スタイリストであり、LAWOO HAIRのオーナー。スタイリスト歴は14年目。韓国大手サロンid HAIRのアカデミーに通うなど、キャリアを重ねても技術へのあくなき向上心があるジョンさん。
得意とするのは切り込んだマニッシュなショートスタイル。
この投稿をInstagramで見る
ジョンさんもショートヘアがトレードマークだ。
この投稿をInstagramで見る
ジョンさんが推すトレンドヘアとは?
①Dear(耳にかけるショートボブ&パーマ)
dear=親愛なる、愛する、という意味が込められたヘア。
「ボブスタイルのお客さまがはほぼ、皆さん日常的に耳にかけていることが多い。楽だけでなく、耳にかけても幼すぎず、愛らしい雰囲気を出したかった」とジョンさん。
ポイントは2点。
・ヘムラインの耳まわりは毛がかぶるくらいにし、アンダーセクションとオーバーセクションをディスコネ。重い部分と軽さを両立する、「耳にかけてかわいさ、愛らしさがでる」デザイン。
・パーマは根元パーマを使い、ヘムラインとネープまわりはダウンパーマ(ボリュームをおさえるために根元から寝かせるように塗布するパーマ施術のこと)を使用。特に「ダウンパーマ」、注目です!!
②REARM(マニッシュな刈り上げショート)
REARMは直訳すると、再武装させる、という意味。ジョンさんは「戦士のような力強さのあるスタイル」と表現しています。
「2020年現在、ヘアもユニセックス化が進んでおり、ファッションやヘアスタイル、文化においても男女区別がなくなってきています。女性にも切り込んだ提案をすることもありますし、私が多く担当するメンズ客も、これまでのカットラインに飽きた、という方にお勧めします」(ジョンさん)
後方のウエイトを高めに設定し、頭の骨格をきれいに見せるツーブロックスタイル。
全体的にダウンパーマを施術。髪を立たせたい部分は、毛流れの逆側にパーマをかけ、毛流れを調整するのがポイント。
ジョンさんの提案する「ダウンパーマ」は韓国のメンズヘアでは一般的な施術内容だそう。
日本でもショートヘアのトレンドがあるので、ネープなどの浮きやすい部分にダウンパーマを入れるとキレイにおさまるようになるかもしれませんね!
次回もお楽しみに~!