全美連 今年は改革の年
全美連(全日本美容業生活衛生同業組合連合会・𠮷井眞人理事長)は1月18日、第395回理事会と新年懇親会をホテルニューオータニ(東京都千代田区)翠鳳の間で開催した。
全国の美容室の声を国政に届けるべく活動する全美連47都道府県の代表が集まり、討議・協議の承認と報告を行う同理事会。𠮷井理事長は冒頭で「今年度の活動指針は”改革”。立て直しではなくひとつひとつ解決する年にする。今までの慣習慣例から脱却し、政治と美容業界が強固なタッグを組んで進めていきたい」と述べた。
続いて永年同会の発展に貢献した役員・職員および新規加入者獲得に尽力した支部の表彰が行われた。
討議されたのは以下の2事項で賛成多数で承認された。
・第51回全日本美容技術選手権大会の入場料に関する件(10月24日広島県で開催)
・予算委員会の設置に関する件
今年度理事会の日程について協議の後、活動の進捗として「まつ毛エクステンションを美容実技試験に加える動き」について厚労省が検討委員会を設置し実質的な検討が始まったとの報告。また美容室でのBGM著作権使用料に関する管理団体についてJASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)に加え、3月からは新たに(株)NexTone(ネクストーン)が参入すると報告された。
理事会を終えた後に催された「新年会」は人数を制限した上での完全着席で行われ、加藤勝信厚生労働大臣はじめ多くの国会議員からの祝辞に続き、タカラベルモント株式会社・吉川秀隆会長兼社長の発声でスタートした。