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男性美容医療&メイクに未来

株式会社リクルート(北村吉弘社長)は美容に関する調査研究機関『ホットペッパービューティーアカデミー』において、過去 1 年間における「美容医療に対する意識・利用実態調査」「美容意識や購買行動に関する利用実態調査」を実施した。

今回の調査は、全国の人口20万人以上の都市居住者のうち15~69歳の男女1万3,200人を対象にした過去1年における「美容医療に対する意識・利用実態調査」と「美容意識や購買行動に関する利用実態調査」。

 

美容医療に対する意識・利用実態調査

美容医療経験率は女性は25.4%、男性は15.0%。美容医療の1年以内の利用率で最も前年差が大きかったのは、女性は15~19歳で前年差3.0ポイント増の20.3%。男性は30代で2.6ポイント増の11.6%。

男性の美容医療の経験者は過去最高の15%となり、直近1年の利用率は30代が最も前年から伸びている。

施術カテゴリ別では、最も利用率が高いのは男女とも医療脱毛だった。

一番最初に経験した施術も、男女とも1位は「医療脱毛・レーザー脱毛」で2位の「歯列矯正」以下を大きく引き離している。

 

【一番最初に経験した施術】

 

美容医療全体の1年間の施術費用は、女性18万6,931円で前年比4,482円減。男性は11万3,730円で前年比2万4,452円増となり、男性が大幅に増加した。

 

【1年間の施術費用】

カテゴリ別では「審美歯科・矯正歯科」が男女とも最も高額で女性は25万9,746円、男性は9万6,333円でともに前年から増加傾向となった。

 

 

『ホットペッパービューティーアカデミー』研究員・田中公子氏の解説によると、「一番最初に経験した施術」が若年層に利用が増えている「医療脱毛・レーザー脱毛」であり、今後も若年層が「医療脱毛・レーザー脱毛」を入口にして美容医療の裾野が広がっていくことが予測される。

 

美容意識や購買行動に関する利用実態調査

過去1年間における「美容意識や購買行動に関する利用実態調査」においては、男性のメイクアイテム購入率が前年から軒並み増加傾向にあることを報告した。

男性のメイクアイテム年間購入率の調査では、「下地」「コンシーラー」「ファンデーション」「フェイスパウダー」「アイブロウ」「口紅・グロス」「アイシャドウ」「アイライナー」「マスカラ」「ハイライター・シェーディング」「チーク」すべてのアイテムが前年より増加。

男性メイクアイテムの 1位は「下地」で前年より 1.4ポイント増加の7.2%となっている。

マスクを外すことになったら注力するメイクやスキンケアについて、男性の1位は「髭剃り跡」、2位は「鼻毛」であり、髭剃り跡をコンシーラーやファンデーションで隠す動きが出てきそうだ。

 

女性の基礎化粧品の年間購入金額の1位は「美容液」( 1万6,255円)で、 前年から381円増加。メイクアイテムの 1位は「ファンデーション」( 6,867円 )で、前年から 315円増加となった。

マスクを外すことになったら注力するメイクやスキンケアについて、女性の1位は「ベースメイク」、2位は「口元のメイク」となり、マスクで隠れていたパーツのケアが注目されている。

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