世界最大級のコンテスト開催
一般社団法人ユナイテッドダンクス・インターナショナル(小野寺猛夫理事長)は11月22日、パシフィコ横浜ノース(神奈川・横浜)にて「UNITED DANKS CONTEST 18」を開催した。また、同コンテストは「Beauty Hairdressing Award 14」との併催となる。
2019年(UDC17/BHA13)以来のリアル開催(2021年はオンライン開催)となった同コンテストは、その参加者の多さから世界最大級の規模としても知られ、今回は全7部門で総勢1860名ものエントリーで盛況ぶりをみせた。
審査員には、日本を代表する美容師が並び、各々が推薦する作品に自身の名前を冠した賞を贈る。上位入賞者には審査員から直接講評があり、総合的にトップとなった作品がグランプリを受賞した。
例年、その参加人数の多さだけでなく高い技術性と創作性が注目されるカットコンテスト「UNITED DANKS CONTEST 18」では、審査員から「今年の傾向として面やラインといった要素より、スタイリングの部分でインパクトを与える作品が多い」とコメントがあった。
昨今の社会情勢からも安定感のあるフォルムやスタイリングが多くなりそうなところをバリエーションに富んだアヴァンギャルドな作品が目立った。
アップ部門である「Beauty Hairdressing Award 14」では、出場選手それぞれが設定したコンセプトと物語、女性像、技術ポイントを記入したボードをモデルが持ち、それらの再現性やねらい、生かし方なども含めて審査された。
【出場者数選⼿】(11⽉22⽇時点)
レディースモデルカット423組
アップスタイル176組
メンズモデルカット200組
ウィッグカット334名
ワインディング115名
ホイルワーク69名
フォト543作品(リアル作品、クリエイティブ作品)
■審査員
伊藤秀彦(PEEK-A-BOO)
神谷翼(SCREEN)
木下裕章(KINOSHITA GAIEN EAST )
古城隆(DADA CuBiC)
根本貴司(Double)
由藤秀樹(SNIPS)
新井唯夫(FEERIE)
内田聡一郎(LECO)
雑賀英敏(TONY&GUY)
奈良裕也(SHIMA)
八木岡聡(DaB)
主な受賞者は以下のとおり。
UNITED DANKS CONTEST 18
【レディースカット部門】
グランプリ
海老原康平(C-LOOP UNITED VANESSA)
髪書房賞
荒谷岳彦(C-LOOP UNITED MME.HARDY)
【メンズカット部門】
グランプリ
中村智大(KENJE CLASSIC)
【フォトコンテスト】
【ワインディング部門】
優勝
片野坂凌茄(KENJE Brown)
【ホイルワーク部門】
優勝
佐藤綾香(KENJE 横浜)
【ウィッグカット部門】
最優秀賞
野町好花(KENJE FACE。石川町)
Beauty Hairdressing Award 14
【アップスタイル部門】
グランプリ
吉田祐介(CLESC’ 本川越)
髪書房賞
増田智美(Ash 池上)
▼開催概要
【主催】一般社団法⼈ユナイテッド・ダンクス・インターナショナル
【開催⽇時】2022年11⽉22⽇(⽕)
【会場】パシフィコ横浜ノース
【開催内容】
レディースモデルカットコンテスト
アップスタイルコンテスト(BHA)
メンズモデルカットコンテスト
ウィッグカットコンテスト
ワインディングコンテスト
ホイルワークコンテスト
フォトコンテスト(オンライン)