カラートロフィ結果速報
コロナに負けるな。メーカーが主催するリアル(モデル)コンテストが行われた。
日本ロレアル株式会社(ジェローム・ブリュア社長)では11月17日にロレアル東京アカデミー(東京・代々木)において「スタイル&カラートロフィ2020」を開催した。
コロナ禍によるリスクを回避し、コンテストを中止もしくはオンライン開催に切り替えた大会が多い中、1次予選を突破した26名を集めてモデル競技を決行。
会場は検温や消毒など徹底した感染症対策のもと、これまでの一堂に会する形式を改め、
全体を9チームに分割。
4つの競技ルームで1室あたりの入室人数を制限して行われた。
競技は通常のコンテスト同様、熱戦が繰り広げられた。
その模様はロレアル特設サイトでライブ配信され、約13000人が視聴。さらに審査員による実況解説、弊社インスタグラムを使ったインスタライブ配信などウィズコロナ時代の新たなコンテスト運営が模索された。
創作テーマは「LA FRENCH〜私らしいパリジェンヌスタイルを創る」。
女性モデルにインスピレーショナルで現代的なカラーリングを施し、トータルルックで競う。
優勝者には来年の世界大会出場権が贈られる。
審査はイメージ、インスピレーション、ウォーキング(トータルバランス)の3つの観点から見られ、
「世界で勝てるスタイルかどうか」が判断された。
【審査員(敬称略)】
岩上晴美(kakimoto arms)
坂狩トモタカ(SHEA)
坂巻哲也(apish)
前原穂高(Violet)
江角泰俊(ファッションデザイナー)
松山優介(フォトグラファー)
【審査員コメント(一部抜粋)】
「選手たちの手を見ていたら、直前までヘアカラーをやり込んできた努力が伝わってきた」(岩上氏)
「ほとんどのコンテストが中止になったコロナ禍において、クリエイションの火を消さずに開催したことは主催者の大英断だったと思う」(坂巻氏)
「選手たちの熱量、コンテストに臨む姿勢を肌で感じ頭が下がる思いです」(松山氏)
【コンテスト結果】
PEOPLE’S CHOICE AWARD/那知丈人、古賀萌花(TAYA)
FINDER AWARD/田中正則、渋谷昌良(kakimoto arms)
DRESS AWARD/那知丈人、古賀萌花(TAYA)
BRONZE AWARD/武田夏琳、大江真未(apish)
SILVER AWARD/高橋勇悟、伊藤李胡(Fare)
CHAMPION AWARD/細畑久寿、鈴木奈緒子(kakimoto arms)
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