その１秒を、もっと濃く もっと楽しく

コロナ禍によって余儀なくニューノーマル時代へ突入し、これまでと同じようには美容室に通いづらくなってしまいました。

だからこそ、美容室に行けた時の価値はより一層感じやすくもなります。

お客さまがコロナ禍に強く感じたサロンの価値とはどんなことでしょうか？

男女ともに1位は「自分にはできない技術がある」こと

消費者調査によると、男女ともにコロナ禍で強く感じたサロンの価値は、「自分にはできない技術がある」が1位になりました。自宅でのセルフケアや、セルフカラーなどでは補えない、プロならではの技術を実感した人が多かったようです。

コロナ禍で強く感じたサロンの価値

（美容室利用者／複数回答）

■女性
1位　自分にはできない技術がある　43.5％

2位　キレイな状態を維持できる　25.3％

3位　自分の気分を上げられる　22.0％

4位　癒される・リフレッシュできる　17.6％

5位　プロのアドバイス・提案を受けられる　14.2％

■男性

1位　自分にはできない技術がある　38.6％

2位　プロのアドバイス・提案を受けられる　16.3％

3位　キレイな状態を維持できる　13.4％

4位　施術者・スタッフと話せて楽しい　12.7％

5位　自分の気分を上げられる　11.9％

データ出典／（株）リクルート　ホットペッパービューティーアカデミー

「美容センサス 2021 年上期＜美容室・理容室編＞」

https://hba.beauty.hotpepper.jp/search/census/2021-1st-half/29256/

２位以下は、「キレイな状態を維持できる」「自分の気分を上げられる」などが男女共通で入っていて、身だしなみを整える、気分転換のためには美容室は欠かせないところであると言えるでしょう。

一方、男女で異なる価値観も見えてきた⁉︎

女性のお客さまが普段から美容室に対して、気分転換や癒しを求めているのは美容師のみなさんだったら大きく感じていると思います。

じゃ、男性って美容室に何を求めていると思いますか？

ここでランキングの２位に注目してみましょう。

■女性
2位　キレイな状態を維持できる　25.3%

■男性
2位　プロのアドバイス・提案を受けられる　16.3％

女性の２位は「キレイな状態を維持できる」に対し、男性の２位は「プロのアドバイス・提案を受けられる」がランクインしています。

つまり男性は、プロならではの技術以外に、プロからアドバイスや提案されることにも重きを置いていると言えます。

もしかすると、4位の「施術者・スタッフと話せて楽しい」の「会話の内容」は、ただの世間話だけではなくて、男性のお客さまにとって何かしら為になる内容だったのかもしれません。

まだまだ、会うのが久しぶりのお客さまがいらっしゃることでしょう。

そのお客さまが満足以上に「大満足」するかどうかは、あなた次第です。