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最高の雇用と急成長を両立するLond代表6人に読者が質問!出版記念セミナーを開催★

2021年4月12日、創業8年目を迎える美容室Londは女性モード社から『Lond流非合理的経営』を、そして髪書房から『マンガ サロン経営革命物語』を2冊同時に発売しました。
(その経緯や背景はこちらの過去記事を参照!)

そして昨日、2021年6月22日、その2冊を同時に購入してくださった読者の皆さま限定のスペシャルセミナーを開催! コロナ感染対策の影響もあり、オフライン限定20名&オンライン配信での開催となりましたが、計80名ほどの皆さんに参加いただきました👏

ここではその模様を少し紹介! 急成長し、かつ人が辞めないサロンづくりを実現している代表6人の“頭の中“に触れ、参加できなかった人にも何か気づきのきっかけになればいいなと思います。

Londってどんなサロン?

美容専門学校の同級生6名が代表を務めるLondは、東京・銀座の1号店を皮切りに8年でスタッフは全員正社員で200名、店舗数は28店舗、年商15億円、海外にも続々出店……と規格外の急成長を遂げています。まさに美容室経営のネクストリーダーともいうべき成長ぶり。

代表6人はそれぞれ担当分野を受け持っており、写真左から

・石田吉信さん(PR/サステナビリティ・CSR担当)
・長岡宏晃さん(技術統括/求人・人事担当)
・甲斐紀行さん(メンター/アイラッシュ事業担当)
・斉藤信太郎さん(財務/マーケティング担当)
・吉田牧人さん(戦略/ブランディング担当)
・小林瑞歩さん(海外事業担当・ジャカルタ駐在)

という役割。それぞれの分野では独立した裁量を持ち、お互いにフラットな立場で代表を務めているところが特徴的な経営スタイルです。

図に表すとこんな感じ。『サロン経営革命物語』(髪書房刊)より

そんな“革命児“的な新しさやスピード感に注目されがちなLondですが、女性モード社さんと小社髪書房が同時に「Lond流を読者の皆さんに届けたい!」と思ったのは“雇用“への想いと取り組みでした。もちろん、本の中でもそこを余すことなく詰め込みたいという思いは両社あったのですが、想いやあり方は直接聞いてもらうのが一番!ということで、とにかく6人と直接話せる場を設けたいというのがセミナー開催の大きな動機になりました。

6人で登壇するセミナーは初!

それぞれ今や経営セミナーなどで引っ張りだこの6人ですが、6人まとめて!というのは意外にも初めてとのこと。

インドネシア・ジャカルタ在住の小林さんはZoomでの参加となりました。

Zoom接続し呼び込みのタイミングなどを確認する編集Nと女性モード社の書籍担当Yさん。思えば、取材もずっとこのスタイルでした……

そうして、こんなスタイルでトークセミナー開始!

おお、これは小社刊のマンガ版書籍の中で描いてもらったシーンまんまじゃないか…!勝手に感無量。

『マンガ サロン経営革命物語』(髪書房刊)のひとコマ。

離れていても息ぴったりの6人。吉田さんの華麗なファシリテート、甲斐さんの優しいツッコミ、長岡さんのまっすぐな熱い意見、石田さんの哲学的な斬り込み、斉藤さんの冷静な気配り。小林さんも間合いを読んでリモートながらしっかりと存在感を示してくれ、参加したみなさんは彼らのいう「6人で平等に代表」という意味が体感できる時間になりました。

オンラインでも同時に配信スタート。

青山のスタジオに集まった読者の皆さんとジャカルタ、そして全国の読者の皆さんとが繋がった三元中継が叶いました。

6人の柔軟さとチームワークを体感してほしかった

取材時から「6人それぞれに担当分野がありつつ、担当がまたがる複合的な問題もあるので、生じた課題によって2人体制で動いたり、柔軟にチームが変わる」と6人のチームワークを分析していた斉藤さん。その柔軟さやチームワークを見てもらうためにも、セミナーの構成もガチガチに決めない方がいいと思いました。

そこで、読者の皆さんから質問を募集し、どんどん答えていく形式に!

ざっとこんな質問が寄せられました。

・新卒と中途、面接でどんなところを見ている?
・中途スタッフの理念教育って難しい…
・給料体系は本当にシンプル?手当とかはないの?
・1人で経営していると「ついてこられない子」のケアまで手が回らない…
・経営に「利他の精神」って本当に必要?  などなど

2冊を読み込んでくださった参加者のみなさんだけあって、質問が濃くて的を射ているのが印象的でした。

そして、「求人」や「教育」のことに興味が集中したのもやはり!という感じ。Londさんの表面的な業績や成長スピードだけを見ると、聞きたいことは戦略やマーケティングなどの“仕組み”に集中しそうなものですが、実際に本で全容を把握してくださっている人にとっては、Londの最大の強みは“従業員第一主義”に基づく雇用と教育だということがわかるわけですね。

そんな質問に、柔軟なチームワークで答えていく6人。事前質問に加え、当日集まったみなさんの質問や相談にも親身に答えていく密度の濃い時間になりました。

セミナーで飛び出した6人のプチ語録

せっかくですので、セミナー内での6人の印象に残った名言を順不同でチラッとご紹介します。実際に参加された方はどんなところが印象に残ったでしょうか? そんな感想もどこかでお聞きできたらいいな〜!

長岡さん
長岡さん
従業員第一主義というとたまに勘違いされるけど「甘やかし」では絶対ないんですよ。どんな時もスタッフのことを考えているということ
小林さん
小林さん
利益だけを目指すなら海外事業は日本人中心でやった方が絶対いい。それでも、現地の雇用を生み教育をしていきたいんです
甲斐さん
甲斐さん
自分のためだけに生きるのも間違いではないと思うけど、それだと人が集まって来ない。みんなで楽しく生きたいので、僕は利他って大事だと思う
石田さん
石田さん
Londの風土は「明るさ」。性根が明るくないとかそういうのは関係ない。僕も本当は隠キャだけど(笑)、チームのために明るい自分を演じる、つくることができるっていうのはすごい大事
斉藤さん
斉藤さん
理念を繰り返し語るのは語る方も飽きると思うけど、毎年毎年それを聞いていない十何人のために繰り返し語る。聞いてる方も「また同じこと言ってる」ってなると思うけど、そう思われるってことはわかってるってことなんで
吉田さん
吉田さん
求人も最初は紹介が多かったんですよ。集客と同じで、紹介は離職が少ないです。選んでくれる人を大切にするということ、本質はそこです

美容業界のネクストリーダーたちの素顔は、「日本一のサロンをつくる」という学生時代の夢を8年間みずみずしく持ち続ける少年のような熱い人たちでした。

参加してくださったみなさんにその想いや熱さが少しでも伝わったらいいなと思いますし、今回参加できなかった人も、女性モード社さんの『Lond流非合理的経営』&髪書房刊『マンガ サロン経営革命物語』を読んでみてください。
(書名クリックで各社オンラインショップに飛びます!)

激動の時代、あなたのサロンの問題や課題を打開するヒントがあるはずです!

ななしま

AUTHOR /ななしま

月刊NEXT LEADER編集部→月刊BOB編集部→書籍編集部。好きなものは宝塚と蛙亭と、赤井秀一です。

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