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2021年6月最新!今使えるコロナ補償・支援系まとめ(美容師・美容室向け・全国版)
大都市圏の緊急事態宣言が6月20日まで延長されました。そこで、今!使える補償や支援を、個人(=全員)に向けたものと、事業主向け(フリーランス美容師やプライベートサロンなどの個人事業主の方も同様です)と被雇用者向けにわけてまとめます。
これから新しく申請できるもののみです。なお、今回は各地方自治体の独自の補償や支援は含んでいません。
個人向け
収入が減った■緊急小口資金・総合支援資金
申請期限:6月末日
条件:新型コロナウイルス感染症の影響での収入減少。減収前・減収後の収入、減少の理由などを書いて申し込みする。
補助額:無利子、保証人不要で、緊急小口資金は20万円以内、総合支援資金は月に15~20万円を3ヶ月貸付
詳細:https://corona-support.mhlw.go.jp/seikatsufukushi/index.html
離職またはそれに準ずる状態に陥り家賃が払えない■住宅確保給付金
申請期限:なし
条件:離職・廃業後2年以内であるまたはそれくらい収入が減っているなど、収入状況の要件と求職活動要件がある。
補助額:状況に応じた家賃補助を支給
詳細:https://corona-support.mhlw.go.jp/jukyokakuhokyufukin/index.html
美容師をやめたい■職業訓練受講給付金の特例措置
申請期限:令和3年9月30日までに訓練を開始できるように申請
条件:収入が月12万円以下など
補助額:職業訓練を働きながら受講でき、訓練期間中、職業訓練受講給付金(月10万円)の給付を受けられる
従業員(被雇用者)向け
感染または疑わしい症状が出た■傷病手当金
通常の傷病手当金と同様です。
休業手当を払ってもらえない■休業支援金・給付金
申請期限:4月までの休業は7月末、5・6月の休業は9月末
条件:シフトを減らされた、お店が休業したなどで休まされた、あるいは濃厚接触者になったなどで余儀なく休んだが、雇用主が休業手当を出してくれない場合(時間単位も含む)
補助額:賃金の80%(上限は1日9,900円)を支給
詳細:https://www.mhlw.go.jp/stf/kyugyoshienkin.html
関連記事:
コロナ濃厚接触者になって保健所からの要請で休んだ場合の補償ってあるの?フリーランス美容師や個人事業主、個人サロンの場合は?
事業主向け
※大企業向けの情報は省略しています
売り上げが下がった■月次支援金
申請期限:4月〜5月分は8月15日、6月分は8月31日。
なお緊急事態措置又はまん延防止等重点措置が実施された月が対象となるため宣言延長となれば期間も延長する。以後継続する場合は対象月の2ヶ月後までが期日となる
条件:外出自粛などの影響で2019年または2020年の同じ月と比べて50%以上売り上げが減少。
美容室は対象となる具体例として挙がっているが、休業要請は受けていないので営業日が少ないために売り上げが減少している場合には対象外となる点に注意
補助額:中小法人で上限20万円、個人事業主で上限10万円を対象月ごとに支給
詳細:https://www.meti.go.jp/covid-19/getsuji_shien/index.html
売り上げが下がっている中で休業手当を出した■雇用調整助成金の特例措置延長
申請期限:6月末までが特例措置延長期間で、対象期間の2ヶ月後が申請期限。
なお7月も特例措置が継続される予定であることが緊急事態宣言延長にあたって公表された。
条件:前年同月比5%以上減少など、売り上げが減少していること
補助額:休業手当の10割〜4/5。日額条件1万5千円。(対象期間が5月以降の場合)
詳細:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07.html
関連記事:
売り上げが下がったので新しいサービスなどを始めたい■事業再構築補助金(公募型)
申請期限:第2回公募は7月2日18:00。その後も3回程度の募集が予定されている
条件:コロナ以前と比較して10%以上の減少が継続していて、新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編に取り組みたい
補助額:100万円~6,000万円を補助
詳細:https://jigyou-saikouchiku.jp/
資金繰りが厳しくなった■政府系金融機関による低〜無利子・無担保融資
申請期限:「当面年末まで」
条件:最近1ヶ月間の売上高が前3年のいずれかの年の同期と比較して5%以上減少
補助額:減少率によって利率が0.9〜0%となる。上限は条件によって6000万円〜6億円
詳細:https://www.meti.go.jp/press/2021/05/20210525001/20210525001.html
事業縮小に伴い従業員を出向させる■産業雇用安定助成金
関連記事:
融資を受けながら経営改善したい■伴走支援型特別補償制度
条件:15%以上の売り上げ減少など
詳細:https://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/2021/210325hosyo.html
集客(販路拡大)、感染防止対策に投資したい■持続化補助金(公募型)
申請期限:第5回が6月4日、第6回が10月1日など
条件:美容院の場合は常時使用する従業員の数が5人以下
補助額:上記の目的に使用する経費のうち、最大100万円までの3/4を補助。また緊急事態宣言の影響で売り上げが減少している場合は感染防止対策費の上限を最大50万円に引上げ
詳細:https://r1.jizokukahojokin.info/
電子カルテなどのITツールを導入し、接触機会減少などの感染対策にも役立てる■IT導入補助金
コロナで離職した美容師を雇いたい■トライアル雇用助成金
詳細:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/trial_koyou.html