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コスメ大好き美容専門出版社OLの独り言『若手美容師こそデパコスを買いに行け!』

■給料の1/3はコスメに使う

コスメにこだわりを持っていた祖母&「スキンケアは首までやれ。やらないなら出かけるな」と口うるさかった母の影響で、中学生時代は学校へ色付きリップクリームを堂々と付けて行き、明らかに不自然な唇をとがめられても「地の色です」と言い切ってかわし続け、大学生になってからはデパコスに興味を持ち最新情報のチェックと新商品を試すことに熱中し周囲からコスメオタクと呼ばれ、足しげく売場に通っていたら美容部員から「うちに就職したら?」と勧誘を受けて……。

今、確実に給料の1/3はコスメ消費に消えています。

写真は私の家にあるコスメの「一部」です。
私は愛するコスメをプロ野球のように日常使いの1軍、たまに使う2軍、ネイルなどの3軍と3つに分けて収納しています。

1軍コスメたち

 

ショーケースだと思いました?
2軍コスメたちなんですよ

 

ネイルサロンですか? いえいえ、私の部屋です

■デパコス大好き

そんな自称コスメフリーク四半世紀の既婚(子なし)OLの私はデパコスを愛しています。

【デパコス】
デパコス=百貨店(デパート)で販売されている化粧品類(コスメ)。
テナントには相談窓口が設けられ、ブランド物をはじめとする高級品が扱われている場合が多い。

デパコスの魅力
①BA(ビューティ・アドバイザー)と呼ばれる美容部員のカウンセリングを受けられ、肌の色・状態・悩みにそった細やかな商品紹介とタッチアップを望める。
②最新技術を取り入れた新商品情報など、デパコス売場はコスメに関する知識も得られる
③デパコス売場は、コスメフリークにとっては生活に潤いを与えてくれるアミューズメントパーク


■店販にはBA力が必要だ

よく美容室は看板に「HAIR&MAKE」と掲げていて、メニュー表に「メイクアップ」とある店もありますが、これまで私はメイクアップの提案を受けた経験はありません。
美容師さんは髪とコスメは別ジャンルとして区別しているのかもしれません。

だとしたら、とてももったいないですよね。
なぜなら、お客は美容師さんに対して「美のプロ」という認識を持っているからです。
せっかく美容室に行くのなら、髪だけでなく美に関するいろんな話題で盛り上がりたい。
私のように美容師さんに旬なコスメ情報を聞きたくてうずうずしているお客も多いと思います。

このブログは12月に書いています。そう、美容室で店販を勧められる月です。
実は、今月もすでに勧められました。だけど、商品紹介の仕方・説明に魅力を感じられずスルーしちゃいました。
私はこの商品を使うとどう美しくなれるのかを伝えてほしいのに「キャンペーン中で2割引」なんて言われても、購買意欲をそそられません。
特に若い美容師さんは明らかに勉強不足の方が多く、店販のチャンスを逃しています。

そこで、提案です!
若い美容師さんはぜひBAからカウンセリングを受け、コスメの知識を増やし、デパコスを使ってほしい。
お客へのアプローチの仕方、距離の取り方、思わず買ってしまう説明などなど、マネできる点がたくさんあります。
(もちろん、中にはスキンケアやメイクアップ商品を販売している美容室もあるでしょうから、
そういうお店の方はまずは自店で扱っている商品をご自身で使って、その魅力を伝えてください)

 

■デパコスの魔法を美容室へ

私がデパコスを買うのは、単純に「高価なコスメを使える幸福感を味わえるから」という理由だけではありません。
BAとの信頼関係を築いた上で成り立つ購買体験に魅せられています。
BAは私が求める「こうなりたい」という理想や願望をくみ取り提案や共有をしてくれます。
私はお客に寄り添ったBAの接客に価値を感じ「この人からだったら予算オーバーでも買おう」と気持ちよく買い物ができます。
それは美容師さんも同じではないでしょうか。

カットだけで済ませるつもりで来店したのに、お客が納得するようトリートメントの魅力を教えてくれたら「じゃあトリートメントも」となる。
昨今はモノ、コト、トキ消費なんて言われているけれど、通販が台頭する世の中で、本当にお客が欲しているのは人による消費。
コスメ大好き、美容師さんも大好きなOLとして、
デパコスがやっている「ヒト消費」をぜひ美容室も参考にしてほしいと思います。

kodachi

AUTHOR /kodachi

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