ボブログ
【質問募集】おうち美容、衛生管理……美容室の時事ケミ会話、アップデートしてる?
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、美容室のオペレーション、サービスのあり方、顧客の価値観など大きく変容した1年でした。美容師のみなさんは地域のカルチャーをリードする存在である以上に、衛生分野のプロでもあります。この2020年に今一度、「毛髪科学知識に基づいたトーク=ケミ会話(けみかいわ)」を強化して年末商戦と2021年に備えたいところです。
毛髪科学の知識はアップデートするもの!
冬にかけて、コロナ感染者の増加やインフルエンザなどそのほかの感染症の心配もある中、そんな「時流に合わせた知識」へのこまめなアップデートが必要です。そこでボブログ編集部では、髪書房刊の人気書籍『美容師のケミ会話』の著者である前田秀雄さんと共に、極力リアルタイムで現場の「なぜ?」「どうしたらいい?」を解消できる「時事ケミ会話」発信を企画。
美容室ですべき冬の感染対策、おうち美容ブームで気を付けること、ヘアケアの最新情報など、みなさんからの質問に答える形で定期的に記事を更新していこうという“参加型”&“共創”の企画です。
質問に答えてくれるのは「ケミ会話」の第一人者
前田秀雄さん[のりこ美容室 代表/京都府京都市]
まえだ・ひでお /1965年9月6日、京都府生まれ。京都理容美容専修学校卒業後、1991年に母・紀子さんが創業したのりこ美容室に勤務。2007年に事業承継し、株式会社NORIKOを設立。毛髪診断士及び毛髪協会認定講師の資格を1995年に取得するなど、小さな美容室の「行きつけマーケティング」という独自化経営の根幹を豊富かつコアな毛髪科学知識が支えている。顧客にとっての「髪のかかりつけ医」としての関係性を構築する【毛髪科学知識に基づいたわかりやすいカウンセリング=ケミ会話(かいわ)】の提唱者。
たとえば、こんな質問をお寄せください
Q. たまにホームカラーするくらいいいでしょ?といわれてしまった…
なんと答えればいいのでしょうか?
A. ホームカラーと「同じ土俵」に上がったらあかん! サロンカラーの価値は「美容師の知識」
「この場合、ムラなく染める技術や髪にやさしいからという、ホームカラーに書いてあるようなうたい文句を「美容室の方が~……」と説明しても、お客さまの心には響きません」と、前田さん。確かに、そういった説明ではお客さまにとっては『そんなの美容師の都合でしょ』『売り上げのために言ってるのでは』と、余計不信感を与えてしまいます。
前田さん「サロンカラーの一番の強みはアルカリコントロールと頭皮診断。お客さまの毛髪と頭皮のコンディションに合わせて、アルカリカラーならOX濃度を調節したり、場合によってはヘアマニキュアで対応したりできますよね。
また、自分の頭皮は自分で見ることできないから、その日の状態に合わせた適切な次回提案やホームケア指導も必要なので、その積み重ねがサロンカラーの価値につながるんですね。」
今こそ『1回くらいホームカラーでいいですよ』はあかん! プロ目線のアドバイスで、美容と健康をサポートする使命があるのです
※『美容師のケミ会話』57ページより
こういった「実際にサロンでお客さまに聞かれたこと」「スタッフさんに質問されたがわかりやすく伝えられなかったこと」などを大募集します!
質問の方法と注意事項
ボブログTVの公式LINEトークルームに質問内容を記入して送信いただくワンステップで完了です。当日~翌日中に担当編集から折り返しご連絡いたします。リンクはこちら↓お友だち登録の上、お気軽にお寄せください!
※ 質問多数の場合は、編集部と前田さんで厳選して企画採用させていただきます。
※ 質問内容によって、電話や訪問での取材をお申し込みする可能性がございます。
※ TwitterとInstagramの公式アカウントは近日リリース予定です。公開まではLINEの
特典
採用された方
前田さんの著書である『ちっちゃい美容室のでっかい革命』or『美容室のケミ会話』(いずれも髪書房刊)を1冊プレゼントいたします!
採用されなかった方も
ご質問には前田さんと編集部が総力をあげてお答えいたします!
みなさんでディスカッションしながら、衛生業としての美容師の信頼を構築していきましょう!
AUTHOR /ななしま
月刊NEXT LEADER編集部→月刊BOB編集部→書籍編集部。好きなものは宝塚と蛙亭と、赤井秀一です。