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美容経済新聞社はエステティックサロン向け業界専門誌の発行や、美容業界向けビジネスニュースサイトの運営を行い、事業進出時から12年間増収を続けてきた。

同社が持つ営業や企画ノウハウと、ヘア業界に特化した女性モード社が持つ専門的な編集ノウハウ、さらに相互の読者や取引先基盤を活かし、美容Ｂ２Ｂ市場における最大のメディアグループをめざす。

現在、ヘアサロンとエステサロンの市場規模は合算で約２兆４千億円と試算されている（※ 矢野経済研究所資料　2021,2022年）。

この内、企業間取引（メーカー・ディーラーと店舗間）の市場はおよそ3,000億円程度と推計され（美容経済新聞社試算）、美容経済新聞社はこの市場での保有資産の拡大をめざしてきた。

女性モード社も新規事業の創出やオンライン事業の拡大に向け取り組む中で、これまで業域毎に専門性を高めてきた業界メディアから、隣接領域を統合し総合力のある”産業メディア”への発展に、またオンライン事業の競争力強化に向けて規模を拡大し投資余力を確保することが重要との判断から今回の業務資本提携に至った。

美容経済新聞社は、女性モード社が発行する株式のうち議決権の100％を取得し、併せて花上哲太郎代表取締役が、女性モード社の代表取締役会長に就任する。

両社合算での事業概況は、正社員数44名、売上高５億8千万円（直近決算時合計）今後、両社の知見を活かし、プロダクトの見直しと強化、特にメーカー・ディーラー向けの商機創出に関わる事業を強化。

今後オンライン事業の売上増により、３年後にグループ売上15億円を目指し『美容系バーティカルメディア＆プラットフォーム事業』での圧倒的なトップシェアをめざすとしている。