BASIC CUT 日本一が決定
株式会社ガモウ(蒲生典子社長)はベーシックカットの頂点を競うエリアサーキットファイナル2022をベルサール東京日本橋(東京都中央区)で開催した。
昨年はオンライン開催だったエリアサーキット。今年は2年ぶりに有観客での実施となった。
当日は7月~10月まで全国25エリアで行われた予選を勝ち抜いたファイナリスト72名が集結。
同コンテストの特徴はテーマがその日に出題されること。
今回出題されたテーマは
「ジェンダーレスとフェミニンさを融合させた、沈みがちな世界を華やかに彩る、ポジティブでパワーあふれる女性像」。
・バングあり
・前上がり、前下がりは任意
・シンメトリー、アシンメトリーは任意
・レイヤー必須
などの制約の中で1体のウィッグに各々の解釈を詰め込んでいく。
仕上げの際はチョップカットや削ぎ、毛量調整としてのストロークカット、スタイリング剤、ヘアアイロンが禁止など厳格なルールに基づき採点される。
競技時間は5分間のシンキングタイム+45分間のカット。計50分で技量を競う。
20代からベテランスタイリストまで、幅広い年齢層の美容師が進出した本大会。全員が1体のウィッグに魂を込めていった。
今回、グランプリに輝いたのはATSUTOSHIさん(GARTE)。
同サロンからはそのほか3名が入賞し、実力を見せつけた。
【ATSUTOSHIさんの受賞コメント】
「ベーシックの日本一を決める大会だと思って参加している。
今回、若いスタッフの成長が早く、負けてしまうかも、と怖くなるほど技術の吸収が早くて驚いた。
昨今は働き方のフリーランスが注目される流れもあるが、僕たちは今改めてチームで目標を叶え、美容室のあるべき姿を追求したい」
【受賞者】
・グランプリ/ATSUTOSHI(GARTE)
・準グランプリ/黒田真希子(terrace hair&spa)
・審査員特別賞/長谷川桃子(GARTE)、米田怜穏(GARTE)、木戸口聖奈(Caolette HAIR)
・U 25特別賞/鈴木竣士(GARTE)
【審査員】
・松永英樹(ABBEY)、VAN(Cocoon)、古城 隆(DADA CuBiC)、佐竹美樹(ELLY LONDON)、柏木ゆたか(HOULe)、堀江昌樹(JENO)、小林知弘(kakimoto arms)、山田 誠(KOCHAB)、岡村享央(MINX)、鎌田広大(PANIC)、神谷 翼(SCREEN)、サトーマリ(siika NIKAI)、金谷二郎(snob)、鳥羽直泰(VeLO)