きくやがMASS HDに事業承継
10月26日発行の『日経MJ』(日本経済新聞社)で「サービス業調査」理美容部門が発表され、大手理美容サロンの直近1年の年商が明らかになった。
日経MJは、理美容サロン業界を5.9%のプラス成長と推測。
大手理美容サロン企業の売上トップ3は、
1位 阪南理美容(プラージュ) 本社/大阪
2位 キュービーネットホールディングス 本社/東京
3位 アルテサロンホールディングス 本社/神奈川
19位までのランキングは以下の通り。
※すべての企業が回答しているわけではないためランキングは参考
部門売上高(百万円)/前年度比伸び率(%)
・1位 阪南理美容(プラージュ) /38,996 / 3.0
・2位 キュービーネットホールディングス (QB HOUSE、FaSS)/20,564 / 8.6
・3位 アルテ サロン ホールディングス(Ash、NYNYほか) /18,611 /10.3
・4位 カットツイン(cut-A)/11,193 /2.8
・5位 エム・ワイ・ケー(イレブンカット)/8,800/6.0
・6位 田谷(TAYA, Shampooほか)/6,519/ー
・7位 若松(HAIR’S GATE、理容サービスほか)/4,046/▲0.1
・8位 将軍ジャパン(クイックカットBB)/3,976/▲2.0
・9位 モードケイズ /3,921/4.0
・10位 アポロ(イン東京、アーベン)/3,604/▲5.3
・11位 遠藤波津子美容室 /2,667/34.2
・12位 芭里絵(フレンズ、アローズほか)/2,228/48.6
・13位 ヤマノホールディングス(My jStyle,PLAZA HAIR)/1,991/ー
・14位 オオクシ(カットビースタイルほか)/1,893/3.5
・15位 Euphoria(ユーフォリア)/1,568/13.1
・16位 岩井文男美容室 /1,420/▲5.1
・17位 美的感覚集団美髪堂(Beautissiomo)/1,307/18.,8
・18位 ブランシェ(clarte、SAKURA HAIRほか)/959/14.0
・19位 スカイ /766/0.0
※売上高には婚礼関連を含む
※12位の芭里絵は通販の売上を含む
決算期が各企業によって違うため一概に比較はしにくいが、前年度はコロナ禍の影響によりトップ12までのサロン企業は前期比マイナスだったのに対し、今回の発表では、ほとんどの企業が前期比プラス成長に転じた。
昨年の発表では高付加価値サロンほどコロナ禍の影響を受け落ち込み幅が大きかったが、今年は低価格設定のサロンに対して高付加価値を提供するサロンの伸び率が高く、客単価や来店サイクルが戻りつつあること、また婚礼関連の売り上げが戻りつつあることが読み取れる。