b-exが大阪に物流拠点を開設
株式会社b-ex（福井敏浩社長）は９月26日、関西エリアの新たな物流拠点として大阪市西淀川区のプロロジスパーク大阪Ⅳ内に「西日本物流センター」を開設した。環境負荷低減の考えを基軸にさらなるサービスレベルの向上とBCP対策を目指す。
同社は2021年に持続的な成長と持続可能な社会の両立のため「SDGs」を経営の柱の１つに据え明確な方針を掲げた。
今回の「西日本物流センター」の稼働は、重要課題のひとつ「サプライチェーン全体におけるCO2削減」の取り組みの一環で、効率的な輸送の実現とモーダルシフト[*1]を採用することでCO2排出量削減を推進する。
また物流拠点を関西エリア持つことでBCP対策～近畿・中国・四国・九州・沖縄エリアにおけるリードタイムの短縮～翌日配送エリア地域の拡大を目指す。
*1 トラックによる長距離輸送の幹線部分を鉄道や船舶を使って輸送すること
同社SDGs宣言の詳細情報
https://www.b-ex.inc/company/sdgs/
■輸送量当たりのCO2の排出量（貨物）
貨物輸送において各輸送機関から排出される二酸化炭素の排出量を輸送量[*2]で割り、単位輸送量当たりの二酸化炭素の排出量を試算すると「下図」の通りになり、営業用貨物車に対するCO2排出量は船舶が1/5、鉄道の場合は1/10となる。
*2 単位はトンキロ、輸送した貨物の重量に輸送した距離を乗じたもの
※国土交通省ホームページ「環境：運輸部門における二酸化炭素排出量（輸送量あたりの二酸化炭素の排出量）」の数値を元に同社が作成したグラフ
【西日本物流センターの概要】
名称：西日本物流センター
所在地：大阪市西淀川区中島２-１-２７プロロジスパーク大阪Ⅳ内
稼働開始日：2022年9月26日
配送範囲：近畿・中国・四国・九州・沖縄エリア
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