独自の価値でコロナ禍に“勝つ”
(株)フジシン(遠藤一徳社長)などで構成されるF's GROUPは、2月8日(金)オンライン配信にて「ウィナーズフォーラム2022」を開催した。
今年度の同グループのテーマは「価値の創造と伝達」。冒頭、挨拶に立った遠藤社長は社会情勢の変化とともに、近隣消費傾向、来店周期の長期化、店販EC化、働き方の多様化など、サロンを取り巻く環境変化に触れ、その時流対応としてサロン独自の価値を持ち、顧客に伝わるサポートをすることが同グループのミッションと語った。
具体的な同グループの6つの取り組みは以下の通り。
1.新たな顧客の価値観に対応するサロン様のサービスを提供
2.サステナブル社会の実現に向けた美容業界としてのSDGsへの取り組み
3.オーガニック、ヴィーガン認証製品の強化
4.サロン様のニーズ、顧客のニーズに応える共育カリキュラムの提供
5.デジタル化の推進
6.やりがいのあるサロン環境づくりのお手伝い
コロナ禍もあり、6月に実地開催を予定していた「JAPAN CUP 2022」はクリエーションに特化したフォトコンテストとしての開催に変更。同時に動画とフォトのコンテスト「HAIR ART MUSEUM」の開催も発表した。また、デジタル化の推進の中ではクローズドの店販売上サポートシステム「FORS」の紹介や電子請求書、ウェブ発注の導入などデジタルシフトへの強化を打ち出した。
最後にやりがいのあるサロン環境づくりの一環として、(株)アビリティトレーニングの木下晴弘氏の講演を開催。「最高のサロンを創るために全員で共有しておきたい5つのポイント」をテーマに、愛と規律が両立しうる成長主義のサロンづくりの考え方を訴えた。