その１秒を、もっと濃く もっと楽しく

冒頭で中野社長は、コロナにより３年早まったとされるデジタルシフト、既に学校教育にも取り入れられているSDG’sやサステナビリティー、脱炭素社会への転換に触れ、既に始まっている石油価格の高騰であらゆるものが値上がる＝インフレなど環境や価値観の変化に適応し、常に新たな挑戦と提案を続ける企業・業種・業界だけが生き残ると予測。
また社会変容により生活者のニーズが細分化され、ビューティに関する悩み・願望も多様化している中、これらの悩みはクチコミ、インフルエンサー、まとめサイト、ランキングなどの情報ソースを頼り消費者が自らで解決しているのが現状と分析。
この「ビューティの多様化」のニーズに真正面から対応できるのは、あらゆるコンテンツがオンライン化している今日においても美容師／サロンならではのサービスであると述べた。同社2022年の具体的施策は以下の通り。

【テーマ】
生活者の“サロン体験最大化”
デジタルとリアルを融合化した新しいサロン体験を生み出す提案を行う

【目標】
サロン顧客の期待値を超えるサービス提供と利益の確保～インフレ社会でも選ばれ続けるサロン／美容師を

・サロン体験を深める“NAKANO BEAUTY METHOD”
サロン顧客との関係構築＝年間６回の情報配信により生活者が持つ潜在的／顕在的な髪の悩みや願望を解決

・サロン体験を育てる“NAKANO SUCCESS PROGRAM”
美容師の成長／サロンの組織強化＝創業→育成→成長→安定→発展繁栄 の各段階でマネジメントと教育のステップアップをサポート

・サロン体験を生み出す“NAKANO ON LINE STORE”
オンラインとオフラインを融合した新しい顧客体験の提供＝ECを活用した新しいサロン体験の創造をサポート

【新製品の予定】
・２月　「キャラデコ」より明るさと落ちつきを両立させたベージュ領域の“ネオカームカラー” ５品目
・５月　「モデニカ ナチュラルM」よりナチュラルメンズスタイルの幅を広げる“バームミルク” １品目
・５月　「セトル」よりUVケア機能を追加したドライシャンプー“セトル”×１品目
・６月　「フォリッジ」より頭皮環境を整えて髪の立ち上がりを改善する新アイテム “mioto by FOLIAGE” ４品目
・６月　約７年ぶりの新ウエーブ＆カールアイテム 15品目
・７月　「キャラデコ」よりコントラストデザイン ３品目
・８月　サステイナビリティへの取り組みを商品で具体化した“ヘアケアバー” ４品目
・９月　「エヌ」より乾燥悩みを解決する“enu ミストオイル” １品目

【2022年イベントの予定】
・昨年から内容をパワーアップしたBEAUTY IS ART
・ASIA BEAUTY EXPOに出展
・学生に向けた学生によるTOP OF the PARTYに協賛

また、当日の発表に先立ち、2022年の新コンセプトも明らかにした。
同社のコーポレートメッセージ「日々 美を ともに（Shaping beauty together）」には、すべての人のそばに“美”が存在するよう、美容の価値をサロン・美容師・サロン顧客ともに創っていきたいとの想いが込められている。そこで、2022年に発信するコンセプトを「美しさとは」と定め、一人ひとりの美しさに寄り添い、その美しさの価値を一緒に創っていく同社の想いを、ビジュアルとムービーを通じて順次発信していく。

今回のビジュアルでは、約２年に及んだ新型コロナウイルスの感染拡大の終息がいまだ見えない中、“美”が特別なものではなく、生活者一人ひとりの美しさに寄り添い、その美しさをサロン／美容師と一緒に叶えることを目指す。

生活者に「あなたにとっての美しさはなんですか?」と問いかけ、全てのひとにかけがえのない美しさがあり、その人にしかない美しさに自信を与えるとともに、美容室はその人自身がもつ美しさを引き出すことができる存在のひとつであるという想いが込められており、外見だけではなく内面や身近な生活の中にも数えきれない美しさにあふれていることを、いつもの場所や当たり前の光景、誰かとの時間などが、何気ない日常のシーンを通して描かれている。

NAKANOブランドムービー「美しさとは」☞こちら