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2021年、新生WELLAが始動

ウエラプロフェッショナル(ステファン・ガー社長)は、2021年方針説明会を行った。今回は世相を鑑みオンラインに変更。全国80拠点と繋がり、合計視聴者数は美容ディーラー・メディアを合わせて350に及んだ。

冒頭の挨拶でガー社長は「1972年に日本でビジネスを始め、2005年にはP&Gと2015年にはCOTYとパートナーシップを結んだ。2020年12月から再び“独立会社(※)”として展開することは、これからの美容業界とウエラの顧客にとって大きなメリットになり得る」と語った。初年度となる2021年の「ウエラからの約束」として掲げられたのは“INSPIRE STYLISTS, INSPIRE BUSINESS”。その活動の骨子となる「3つの柱」は以下の通り。
※持ち株比率はKKR社 60%、COTY社40%

・INSPIRE with High Value Products & Service=より高い顧客満足のために
・INSPIRE the Community=モチベーションの高いスタイリスト、および活気のあるコミュニティのために
・INSPIRE Better Business=より多くの顧客来店、更なる利益向上のために

続いて行われた「サロン市場における消費者動向」では、独自調査に基づいた最新の結果を発表。コロナ前と比べた「美容室の利用実態の変化」について、頻度が減ったと答える人は多いが、実際の利用回数の数値はそれほど減っておらず、半年で2.5回だったのが2.4回に減った程度。これは来店周期を1週間程度延ばしたにとどまるという検証結果などが発表された。

今年度の「製品戦略」では、3月に4ウィークプログラムで90%のリピート率を誇るヘアカラー専用トリートメント「Kolor Motion+」で3アイテム、9月にコレストン+(プラス)に「プラチナレジェンド」と「インディゴ」が、10月には既存のイルミナカラーにミックスするだけで“深みがあるのに透明感がある色合い”を再現する「ディープルビー」と「ディープアメジスト」ほか、サロンビジネスを活性化する製品が続々と発売される予定。

また、全国7スタジオで行われる「参加型セミナー」と、コンテンツをさらに充実させた「WELLA E-Education」で、多様化する学習ニーズに合わせた教育活動を展開する。

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