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日本海側から創作熱波到来

新潟県の若手美容師たちからなるJapanese Ocean 実行委員会は、9月21日、コロナ禍の中でリアルコンテスト「ソーシャルディスタンスで競おう! アンダー25コンテスト」をNOCプラザ(新潟市)で開催した。

「コンテストは自己成長が確認できる貴重な機会。どうにか開催して自分たちと同じ経験をさせてあげたいと思った」と実行委員会の諸橋 周吾さん(ITAKURA)。

コロナ禍でほとんどのコンテストが中止となり、若いスタッフたちの創作意欲が発揮できる場がなくなってしまった。そこでかねてから交流のあったサロン同志の若手スタッフたちが、リアルコンテスト開催を企画。自サロンの経営者、ディーラー、メーカーの協力を得て、Japanese Ocean 実行委員会を結成した。

開会式の冒頭、発起人の由藤秀樹さん(SNIPS)は「デザインと美容師マインドを盛り上げるためにもコンテストは必要。貴重な機会を存分に楽しんでほしい」と語った。

競技はクリエイティブ部門とリアリティブサロンスタイルの2部門。ともにウイッグを使う。参加資格はコンテスト経験の乏しい25歳以下のサロンスタッフ。

 

リアリティブサロンスタイル部門は、事前にモデル写真とそのモデルに提案したいイメージチェンジをイラストで準備。そのイメージをウイッグで制作する。

審査はウイッグの完成度たけではなく、写真のモデルに実際に似合うかどうかまで考えねばならない。

地元デザイナーたちも審査に参加し、交流。クリエイティブ熱を盛り上げた。なお、受賞者は以下の通り。

 

サロンスタイル部門

  • サロンスタイル部門

1位/福田美羽(SNIPS LIFEDESIGN・写真)、2位/佐藤ひかり(SNIPS DOES)、3位/佐藤未来華(SNIPS)

 

  • クリエイティブ部門

1位/石月日菜乃(SNIPS・写真)、2位/松島瑠姫(HURRAH AND THINGS)、3位/仁多見悠輝(SNIPS)

 

審査員として東京から招へいされた「HAIRCATALOG.JP」茅野嗣門編集長は、「こういう状況の中、参加した時点であなたはもう勝負に勝っているようなもの。コンテストの勝ち負けに振り回されず、その意識の高さを持ち続けてクリエーションを続ければ見えてくるものがあるはず。そして、今日新たなデザインを想像しても、その瞬間からそのデザインは古くなる。デザインは挑戦し続けることだ」と語った。

 

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