ボブログ
コロナ禍でお客さまは3タイプに分かれた・・・・タイプ別対応策を考えてみよう
月刊BOBで「連載中の伸び悩みスタイリストブレイクスルーの旅」。
12月の最高売上更新を掲げ、昨年もラポットカンパニーの伊藤豊先生に最高売上を達成するための考え方やノウハウをレクチャーしていただきました。
今日のボブログでは、12月に向けて取り組んださまざまな作戦のうち、2021年に入ってからも必要な考え方となる「2つの作戦」を紹介します。
コロナ禍でお客は3タイプに分かれた
コロナ禍で来店周期に変化が出て、お客のタイプは3タイプに分かれました。
1)通常通り来店している
2)周期がのびた
3)来店しなくなった
今の時代はタイプに合わせた対応策を考えることが大切です。
作戦1:コロナ後のタイプ別顧客対応を考える
1)通常通り来店している
⇓
・価値ある提案をする
・メニュー、店販で特別扱いをする
感謝を伝えること!
2)周期がのびた
⇓
・短時間メニューの提案
・2〜4回先の予約を取る
品質保証
3)来店しなくなった
⇓
HP、SNS、DMなどで安心安全を伝える
安心安全の告知
プラスメニュー提案に効く「2つのメニュー表」
12月は単価アップのため、ヘッドスパなどのプラスメニューを提案した人も多かったと思います。
プラスメニューを提案するときは、メニュー表を2つ用意するのがお勧めと伊藤さん。
作戦2:「価格メニュー表」と「行程メニュー表」をつくり、提案イメージをロープレ
1つはプラスメニューの価格が一目でわかる「価格メニュー表」。
もう1つは、長時間の施術時間を要すメニューの行程と効果を詳しく説明する「行程メニュー表」。
この2つめのメニュー表があると、高価格に見合った効果を感じてもらえます。
12名の参加者のうち、10名が目標売上更新!
「コロナだから……と言い訳しないで、動き続けよう」と伝えてきた伊藤さんご自身、成長を止めないようにと12月はパソコン教室に通ったそうです。
このような状況でも、立ち直っているサロンは積極的に売って出たところだけ。攻めの姿勢がとにかく大事だという。
「2021年は『シンカ(進化・深化)の年』です。学びを止めず、何が起きても自分の成長を止めない努力をし続けましょう(伊藤豊)」
12月の最高売上更新を掲げ、半年間かけて作戦を練ってきた集大成が月刊BOB4月号(3月1日発売)で明らかに!
伊藤さんが毎年開催している「心の経営セミナー2021」のスケジュールはこちらから!
実践的な内容が詰まった9つのコース。2021年5月から開催予定です。
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Profile:
伊藤 豊(ラボットカンパニー)
いとうゆたか/1960年12月24日生まれ。大阪府出身。大阪商業大学卒業後、(株)マンダム入社。2004年に独立し、ラポットカンパニーを設立。美容業界のコンサルタントとして活躍し、マネジメントセミナーやサロンサポート活動など全国を飛び回る。その活躍は海外にも及ぶ。