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年間528杯!ラーメン美容師がおすすめする珠玉の3杯
ラーメンと美容師の素敵な関係♡
写真:近藤みどり
千葉県千葉市で『和み。KAMIBIYORI』というサロンを営む美容師、石橋滋夫さん。
30代前半からラーメンにハマり、一年間で最高528杯(!)を食べたというラーメン狂だ。
休日は、気になるラーメン屋にラーメン仲間たちと遠征することも。
一日9杯食べたこともあるという。
ラーメンは石橋さんにとってもはやただの好物ではない。これまでたくさんの人々との出会いを運んできてくれた福の神なのだ。
ラーメン好きのおかげで、新規来店20人!
まず、ラーメン屋で知り合った人が、お客として来てくれた。
そこで話が盛り上がって、実際に来店につながることが多くて。
多いときは1カ月に20人以上、ラーメン屋で知り合った人が来店してくれたこともあります。
もともとラーメン屋のマスターとのつながりがある上に、同じラーメンが好きな者同士話が盛り上がるから、リピート率も上々なんですよ
また現在一緒にサロンを経営している相方も、元はといえばラーメンが縁をつないでくれた。
一緒にラーメン屋に行って仲を深めるうちに、一緒に独立することになりました。
あとは、今サロンに来てもらっている着付け師さんもラーメン屋で知り合いました。
他店の美容師さんと知り合うきっかけにもなるし、ラーメンが好きでよかったな、と思いますね
おいしいラーメン探しは、●●●●に注目せよ!
おいしいラーメンを見分けるコツはあるのだろうか?
スープと麺と具のバランスが美しいということは、一つひとつの仕事を丁寧にやっているということ。
そういうお店のラーメンは美味しいことが多いです。
また、使っている具が少し変わっていたりすると気になります。
普通はもやしを乗せそうなのに、水菜を使っているのはなぜだろう?とか、そのおいしさの理由を考えちゃいます
石橋さんが感じる、ラーメンの魅力とは。
一生懸命修行してきた人のラーメンってやっぱり一味違うし、教わってきた師匠によってもワザが感じられます。
それって、技術職である美容師の仕事とも通じるものがあって。
そういう職人さんの歴史を一杯のラーメンで味わっているのかもしれません
都内のおすすめラーメン屋3選
石橋さんに、都内のおすすめのラーメン屋3軒を紹介してもらった。
一杯目
らぁ麺 いしばし[東京・阿佐ヶ谷]
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鶏ダシのエキスパート!
塩・醤油・白湯スープはすべて鶏ベースで、鶏チャーシューはしっとり。
丁寧な仕事が感じられ、「ああ、良いなぁ」としみじみ感じるお味です。
黄色い味玉も、濃くておいしいんです。
住所:東京都杉並区阿佐谷南1-32-8
最寄り駅:東京メトロ丸ノ内線「南阿佐ヶ谷」駅 徒歩2分
JR中央本線「阿佐ヶ谷」駅 徒歩7分
二杯目
喜楽[東京・渋谷]
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1952年創業の、渋谷の老舗町中華。
「中華麺」は昔ながらのなつかしい醤油ラーメン。
何軒かはしごした後のお腹いっぱいの状態でもおいしいな、と思うからすごい。
住所:東京都渋谷区道玄坂2-17-6
最寄り駅:京王井の頭線『神泉駅』より徒歩約7分
JR山手線『渋谷駅』(ハチ公口)より徒歩約8分
三杯目
らあめん元(HAJIME)[東京・板橋]
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業界最高権威と言われる「東京ラーメンオブザイヤー」の塩部門で何度か1位を獲得した、塩ラーメンの名店!
期間限定でさまざまなラーメンを出していて、どれもおいしいんです。
焼豚がゴロゴロ乗った、原価を無視した厚切りローストポーク丼は必食です!
住所:東京都板橋区坂下2-16-11
最寄り駅:都営三田線 蓮根駅より徒歩1分
激選した3軒の職人技を、あなたの舌でぜひ味わってほしい。
石橋滋夫[和み。KAMINBIYORI(なごみ。かみびより)/千葉県千葉市]
いしばししげお/1979年10月25日生まれ。千葉県出身。パリ総合美容専門学校卒業。千葉県内のサロンを経て、2015年に千葉県千葉市に和み。KAMIBIYORIをオープン。ラーメン美容師として、全国津々浦々、年間平均約500杯のラーメンを食している。
AUTHOR /ふじもげたん
今年の目標は旅行・出張先で必ず地酒を買うこと。
ウクレレ修行中です。