その１秒を、もっと濃く もっと楽しく

ダイエットやデトックス目的でファスティングを美容習慣に採り入れている人は多いでしょう。
ファスティングと聞くと、美容意識が高い人がやっている健康法といったおしゃれな響きです。
でも、ファスティングの和訳は「断食」。
本来は同じ意味なのに、断食には「苦しさや辛さ」を連想しますよね？
さしずめ前者が健康療法なら、後者は精神修行でしょうか。
そんな鍛錬を長年行い、参加者が心を鍛えてサロンを成長させているのがNPO法人ウッディチキン。
同団体は夏と冬、年２回の断食をルーティンにしています。
そこで、７月に全国各地から14名のサロン経営者＆ディーラー社長が参加して高知県で行われた「３日間断食」に密着取材しました。
３日間、口にできるのは「水かお茶だけ」。
食事の話はNG、テレビ鑑賞もNGという自律を求められる「静の修行」を通して、参加者は何を感じ、何を得たのか。
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ふだん時間に追われる経営者たちが日常から離れ、俗から解放されると膨大な時間が生まれます。
何もすることがなくなった時こそ、人の真価が問われるーー。
断食は、究極のタイムパフォーマンス向上術なのです。